こんにちは、わかばです。
先日、銀行窓口にて記念硬貨を両替してきました。
実は以前実家に帰省した際、家族に「これあげる」と記念硬貨を収めた冊子を渡されました。
私はコイン収集の趣味はないので、どうしようか色々調べて銀行に持ち込んで両替することに決めました。
今回は銀行での両替手続きについて書いていきます。
記念硬貨は買い取り?それとも両替がいい?
まずは記念硬貨の使用方法について色々なパターンを調べて、どうしたらいいかを考えてみました。
記念硬貨は、普通に使えるのか?
まず記念硬貨は、店での買い物などで使えるのかということについて調べてみました。
財務省のホームページによると、
記念貨幣は、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」において、貨幣として定められているため、全て通常の貨幣と同じように使用することができます。
ただし、記念貨幣は、いろいろな素材で作られていたり、大きさが異なったりするため、自動販売機などでは使えないことがあります。
出典:過去に発行された記念貨幣は、現在でもお金として使えますか : 財務省
とのこと。
買い物で使えるとのことですが、一見して何円硬貨か分かりづらいのと私自身あまり現金を持たないので、通常の現金として使う方法は却下しました。
他の却下の理由は、自販機に使えない場合があるということは、スーパーのセルフレジにも対応していない可能性があります。
セルフレジ派なので使えないと不便…
有人のレジで使う場合でも記念硬貨を渡されて困惑されるかもしれないので、スムーズに買い物したい場合は記念硬貨の使用はやめたほうがいいのではないかと考えました。
業者やオークションでの売却について
記念硬貨は硬貨の価格以上の価値がついてオークションなどで売買されていることがあります。
他にも専門の買い取り業者があり、そちらでも硬貨の鑑定や買取を行っているようです。
オークションなどで記念硬貨を売れば、少し得をするのでは…?と思う方も多いかと思います。
しかし買い取り相場の調査をした結果、苦労の割にはそこまで利益を得られるものではないと感じました。
理由は次の3つです。
- 手持ちの硬貨の状態があまり良くない
- 手持ちの硬貨の相場をオークションや買取価格をいくつか比較した
- オークションや業者へ持ち込みに不慣れ
手持ちの硬貨の状態があまり良くない
手持ちの硬貨はずっと冊子に保存されており、特に手入れはされていませんでした。
記念硬貨の種類によっては、専用のケースがついていたりします。
専用のケースもなく、手入れされていない少し汚れた硬貨にはあまり価値がつかないと考えました。
というのも私は何度かゲームやグッズの買取サービスを利用したことがありますが、ケースの有無だけでも価格が大きく変わってしまいます。
なので買い取りサービスの査定やオークションに出してもそれほど付加価値がつかないと思いました。
手持ちの硬貨の相場をオークションや買取価格で確認した
Yahooオークションなどに出品されている記念硬貨を確認しましたが、高値がついているものは状態がよく、ケースなどの付属品がついているものばかりでした。
さらには自分の手持ちの硬貨の種類にはあまり高値がついていないものばかりだったので、オークションや業者へ出したとしても買い叩かれそうな気がしました。
状態にもよりますが、高くても元の硬貨の価値+数百円といったものばかりでした…
オークションや業者へ持ち込みに不慣れ
駿河屋などゲームやグッズ、書籍といったものの買い取りは何回か経験がありますが、オークション参加や硬貨の買取業者への持ち込みは未経験でした。
私はメルカリも面倒に感じるタイプで、たぶん買取価格もたいして付加価値がつかないと思っていたので、銀行へ硬貨を持ち込むことに決めました。
片付け全般にいえることですが、私は「手軽に片付けられる>利益が出る」という考えで動いてます。
銀行での両替・事前準備や注意点
事前準備
持っていくものについては、事前の用意は特にありませんでした。
両替手続きは、両替の申し込み用紙に記念硬貨の枚数を書き込むところがあります。
手続きを円滑に終えたい方は、事前に両替する硬貨の枚数や合計金額を計算しておくといいでしょう。
必須ではないですが、硬貨の枚数、合計金額のメモを持っていくと書き写すだけでいいので楽です。
注意点
記念硬貨を両替する際に注意することは次のとおりです。
- 実店舗の窓口での手続きなので、平日の営業時間以内のみ受付
- 時間の余裕があるときに行くのがおすすめ
- 硬貨の枚数によっては、手数料がかかる
それぞれ詳しく説明したいと思います。
平日の時間に余裕があるときがおすすめ
記念硬貨の両替なので、窓口での手続きが必要となります。
なので、会社勤めの方は大変かもしれませんが、平日の営業時間内に銀行へ行く必要があります。
私は1日有給休暇を取って銀行へ行きました。
さらに、時間に余裕があるときに行くのがおすすめです。
私は11時くらいに窓口へ行って、それほど混雑はしていませんでしたが手続完了まで30~40分ほどかかりました。
予定が詰まっているときやお昼休みにちょっと抜ける…というのは少し難しいかもしれません。
両替手数料がかかる場合がある
銀行によっては両替手数料がかかる場合があります。
私が持ち込んだ銀行は記念硬貨の両替は手数料がかからないとのことでしたが、他の銀行だと手数料が掛かる可能性があるので、ホームページなどで予め調べておくことがおすすめです。
店舗での手続きに行ってきた
では、実際どんな感じで両替を済ませたかを見ていきましょう。
両替手続きの流れ
- 銀行窓口へ
- 用紙に書き込む
- しばらく待機後、お金を受け取りATMへ入金
①銀行窓口へ
平日の窓口営業時間内にメインで利用している銀行へ向かいました。
入り口の整理券を受け取り、しばらく待っていると整理券番号が呼ばれます。
窓口担当の方に「記念硬貨の両替」を行いたいと伝えると、両替の申込用紙を渡されました。
②用紙に書き込む
記入スペースで「自分の名前、住所」「両替する硬貨の枚数、金額」「両替後の硬貨や紙幣の枚数、金額」などを記入して、記念硬貨と一緒に窓口の方へ提出しました。
「しばらくお待ち下さい」と言われたため、椅子に座ってしばらく…30分近く待ちました。
③しばらく待機後、お金を受け取りATMへ入金
両替が完了して、用紙に記入した枚数の硬貨と紙幣を受け取ります。
ついでにNISA口座の案内をされましたが、丁重にお断りしました…
ここで両替手続完了ですが、私はあまり現金を持ち歩かないのでATMへ入金しました。
どれくらい手続きの時間がかかったか記録を取っていたので確認したところ、11時くらいに窓口到着、それほど混雑はしていませんでしたが手続完了まで30~40分ほどでした。
手続きを終えての感想
記念硬貨の両替は面倒だなとは思いましたが、オークションや買い取り業者への売却には不安があり銀行に持っていくことにしました。
実は当初両替というわけではなく、窓口から直接口座への入金手続きを行ってもらう予定だったのですが、通帳がなかったため手続きができませんでした。
ネット銀行を利用している人は通帳が使えない場合もあるので、記念硬貨の入金を考えている方は注意が必要です。
なかなか記念硬貨を両替する機会はないかもしれませんが、もしかしたら実家に記念硬貨が眠っている可能性があるので、そういった方の参考になればと思います。
ちなみに記念硬貨が綴られていた冊子はページの留め具のネジを外し分解して、ネジは不燃ごみ、それ以外は燃えるゴミへ捨てました。
こちらも地味に面倒くさかったです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!